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人工肉

 昨日「ビートたけしと7人の賢者~未来への選択」という番組を見ていたら、「人工肉」というのが登場した。「人工肉」なんてなんだかあやしそうだと思いながらも見入ってしまった。

 人類が食べる肉の消費量は爆発的に伸びており(正確なところは調べていません)、そのままいくと豚や牛などの家畜の肉を食べ続けられなくなるだろうと言われている。第二次大戦中飢えに苦しんだ一人のオランダの男性が、永遠に食糧不足にならないように、そして肉を食べ続けられるような世の中であるようにという思いから、人工肉をつくろうと呼びかけた。オランダ側ははじめはあやしそうだということでその呼びかけに対する反応が鈍かったのだが、彼の熱意ある説得により、実験が行われることになった。金魚の筋組織から細胞、そして魚肉がつくられたというアメリカでの実験も後押しになったようだ。
 そしてついに、オランダのアイントホーフェン工科大学で生きた豚の細胞から人工肉が作り上げられた。この研究では生きている豚の筋肉細胞を採取し、たんぱく質などを含む培養液で育て、高電圧をかけることによって刺激を与え細胞を運動させることによって、筋組織を作ることに成功したという。筋芽細胞は動物の胎児の血液からの栄養分で増殖したという。
 スラッシュドットジャパンの記事から

 出来あがった肉は透明で1.5cm×0.5cmの小さいもので、味もほとんどしないという。血液の成分から出来ているヘモグロビンや鉄分なども含まれていないので、加える必要があるという。またこれだけの肉をつくるのに2億円かかっている。しかし文化圏が肉を食べる文化であるということもあり、オランダは人工肉の分野では最先端を目指したい、と述べられていた。そして、現在はそのような状況でも、10年後には人工ひき肉、そしてソーセージを作ることができるだとう、と言っている。1頭の家畜から100万頭分以上の食肉を作ることも可能になるとのことで、温室効果ガス削減にも効果があるとのこと。屠殺も伴わないためベジタリアンからも反論はないだろう、とのことである。ただ生命倫理の面で反論があるかもしれない。。。

 発想としては面白いし、実現できたらすごいことだと思う。ただコストは問題かも。実現となると、人工肉を作るのが、普通に家畜育てるコストより安くならないと厳しそうだけど。それ以前に食べてみたいか、ということがありますね~。人工だと分からないように美味しくならないと、なかなか食べたいと思わないような気が。

 ところで人工肉といえば、植物性たんぱく質をもとにする、という考え方もあるようだ。Wikipediaによると日本でも農林水産省の進めた研究計画で大豆タンパクを高温・高圧で固め、豚肉などに近い歯応えを持たせたものも開発されたそうだ。しかし生産コストが高くて実用化は断念。やっぱり厳しい?

 そういえば肉を控えるとCO2が大幅に削減でき、温暖化も防げる、という意見も出ている。ポール・マッカートニーもそのようなことを言っていたそうだ。確かに1kgの肉を得るためには1000トンの水が必要だということらしいし。

 しかし美味しいものは美味しいからなあ。お肉の美味しさは今の状態では他のものには変えられなそうだしなあ。

 ちなみに昨日、郵便局からもらっていた期限切れのくじの葉書がでてきた。葉書を貰って以降郵便局に行く用事がなかったので放置していたのだ。景品に特産宮崎牛と言うのが出ていた。それだけ宮崎牛は美味しかったのだ、と改めて思った(遅すぎ)。しかしこちらではあまり宮崎の食品は見かけないです。いや、探し方が足りないのかしら?
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by noco_003 | 2010-06-05 11:20 | 気になったこと
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