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Thelonious Monk のソロ・モンク

 一旦聴き出したら止まらない。今晩は特別ということに。
 ジャズ・ピアニストならBill Evansの他にThelonious Monk(セロニアス・モンク)も好きだった。エヴァンスはどちらかといえばクラシックにも近くソフトな感じだが、モンクはさらにジャズらしいジャズのような気がする。クラシックにはない和声の曲を作ったとも言われていて、癖のある曲も多いような気がする。ラウンド・ミッドナイトは有名ですね。
 そしてモンクもエヴァンスと同様、ソロのピアノアルバムを出している。そのアルバムも大好きで一時期は何度も聴きまくっていた。久しぶりに聴いてみた。

Thelonious Monk のSolo Monk

 こちらはさらに強烈。Evansの演奏は直接参考にできそうな面が多い一方、Monkの演奏を採りいれるのはかなりの冒険に思える。でもすごくいいんです。不協和音、倍音無視、脱力されているのかされていないのか分からないような原色の音、ペダルもどのように踏まれているのか怪しい感じ。けれどもすべてが計算されているように思える。Everything Happens To Me やI Should Care のようなスタンダードナンバーのアレンジの切り込み方もエキスだけを抽出していて見事だ。打鍵もいろいろな角度から行っていそうな気がする。一音一音愛しみながら弾いていて、切れているようでありながらフレーズが成り立っている魅力的な演奏だった。なによりも演奏自体が彼そのもので誠実だった。エヴァンスもそうだけど、本人らしさが出ている演奏はすごく魅力的だ。演奏に魂が込められているのだ。
 (ちなみにこのアルバムの演奏もYoutubeにかなり出ていた。彼が作曲したRuby My Dear、Ask Me Nowが好きです。)

 この時期に浮気しまくり?
 しかしこれらのような曲を聴くことによって浮き雲やプレストアジタートの位置が却って見やすくなってきた。演奏のあり方、取り組み方から学べることも多かった。もちろんジャンルも様式も全く違うのだが。あえて言うならもっと早い時期に聴いておけばよかったかもしれない。しかし今聴いたから、却って違いがはっきりと見えやすくなったし、大切なことを学べたような気もしている。
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by noco_003 | 2010-06-23 22:28 | ピアノ、音楽
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