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心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」

 久しぶりに本紹介。
 名越康文氏による『心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」』だ。瞬間、ってなんだか音楽とも関係していそうだ。説得力ある内容だと思ったので紹介する。

例えば
 迷ってばかりだったり
 煮え切らない自分に嫌気がさしたり
 仕事、いや外に出ることさえ憂鬱になったり
 人とうまくいかなかったり
 自分のそして周りのふがいなさに嫌気がさしたり
 そういう中でとにかく嫌な気分でいっぱいになったりしたとき

もともと人の内面は、シリアスになりやすい。その理由としては、人間の精神の成り立ちの根本的な部分には、言葉にすれば「欠落感」「さびしさ」が植わっているからなのではないかと名越氏は述べている。それには重いものと軽いものとがあるが、放っておかずにきちんと対応する必要があるのではということだった。また感覚が更新しにくい生活環境になっているということもその原因にあるようだ。

大切なことは
 誰もが大なり小なり、閉塞感にさいなまれていることを認識しよう、そして閉塞感は身体感覚としての実感も伴ったりするので健康にも気をつけよう
 未来と過去のことにとらわれすぎず、「今、ここ」の「過程」に集中する
 くよくよ悩むのはアクセルを踏みながらブレーキを踏んでいるようなもの
 幸せも不幸もずっと続くわけではない、いいこともいやなこともずっと続くわけではない
 同じことをしていても「中身」を実感すること
 ストレスから逃れるために、集中力を高める、目の前のことにちゃんと取り組む
 「意思」と「感情」とを混同しない
 「気分転換」はまず日常生活から見つけるべき
 「籠ろう」という気持ちを乗り越え切り替えていくこと
 「貢献感」は人が生きていくうえでとても重要
 周囲との「つながる」力を持つことが必要 
 
 いやな気分になっている場合、その原因、そしてどのように付き合っていけばよいかについても書かれていて、その人が悪いわけではない、でも工夫したほうがよいということがちゃんと書かれているのがこの本のやさしさだと思った。

 問題はいかに自分がそれを実践できるかだ。
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by noco_003 | 2010-06-03 11:59 |
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